釣りのスタイルというのは、特に海釣りでは目立って変化します。四季折々で案内をしていくと、春であればヒラメ釣りなどが盛んなシーズンとなっています。ヒラメというのは、春になると浅瀬などにある岩礁帯(がんしょうたい)に卵を産みに来る習性があるので、これを意識してヒラメ釣りなどをされている人が多いです。ただ、春についてはそこまで多くの対象魚がいるわけでもないので、オススメは夏の海釣りとなります。

夏になると、シロギス釣りが盛んになるのですが、秋になっても大きなシロギスが釣れるので、1年でもっとも面白い時期なのは確かです。また、シロギス釣りでは投げ釣りとされる方法で釣りを行っていきます。といっても、遠くに投げるためにロケット重り(10~30号)を利用して釣りをするだけなので、慣れてしまえば誰であっても簡単に行える釣りとなっています。もし、ロケット重りがよくわからないという場合には、釣具屋のスタッフに「遠投用のロケット仕掛けを探している」と言うだけでOKです。

今では、ファミリーフィッシングでも有名になっているので、このような投げ釣り用の仕掛けについては、どこの釣具屋であっても用意されています。(釣具屋がバスフィッシング専門であればない可能性もある)それと、投げ釣りをこれからされる際ですが、軍手のようなグローブを付けた状態で釣りをするようにしてください。というのも、投げ釣りは勢い良く重りを飛ばしますので、場合によってはラインで指の皮を切ってしまうからです。また、冬については釣りはメジナ釣りなど磯よりの釣りが多くなりますので、あまり初心者にはオススメできない釣りとなります。